自分の脳、どれくらい使って練習してますか?

前回の実験、覚えておられますか?
 
2つのグループに分けて、
 
グループA  は、シュートの練習を実際に何度もやる
グループB  は、プロの試合を見る+イメージトレーニングで、
自分がシュートをうまく決めてるのを何度も想像する
 
さてどちらが早く上達したでしょうか?
 
答えはB、です。
 
グループBは実際には、
身体を動かしての練習は
しませんでした。
 
なのに、そちらのグループのほうが
上達が早かったのはなぜか?
 
良いお手本を、
頭の中でしっかりイメージする。。。
 
すると、脳のなかでは、
それを実際に行っているときに
近い体験ができるのです。
 
この時反応するのが
「ミラーニューロン」
という神経細胞。
 
しかも、この細胞、
霊長類のような高等動物にしか
なく、だから人間はいろいろな事を
習得するのが早いのだそうです。
 
学ぶとは、まねることなり、
 
というのは、まさに
その通りだったわけですね!
 
 
 
練習のプロセスで使うのは、
【ステップ1】頭 
【ステップ2】五感とイメージ
【ステップ3】身体
 
+脳の仕組みをしって、利用すること。
 
 
私たちは、たいていの場合、
どれかに偏ってしまいます。
 
楽譜をただ分析しただけでは
音楽になりませんし、
 
自分のイメージや雰囲気だけで演奏しても、
なんとなくぼやけたものにしかなりません。
 
ただただ身体を動かす練習をしていては、
なおさら、良い音楽表現には
つながりません。
 
大事なのは、
 
何が大切な要素かを知っていて、
バランスよくやること。
これらのことは、心理学を学んで
初めて知ったことでした。
 
さて、
 
その上で、
 
練習を進めていくときに、
知っておきたいことの1つとして
自分の中の「二人の自分」
について、次回からお話ししたいと思います。
 
パフォーマンスというと、
常に、メンタルの強さが話題になりますね。
 
ティモシー・ガルウェイ
というテニスコーチの書いた
「インナーゲーム」
コーチングの原点とも言われる本から
 
本来のエクセレントな自分の
能力を発揮する方法を
ご紹介します。
 
お楽しみに!
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🎼  なおこのプチエピソード ♪7...。.:*☆
記憶によるとだいたい3回は、
「やめる」宣言をした私。その都度
私の母は、待ってました?とばかり
「やるって言ったのあなたでしょ」
で、終了。一度始めたものは基本
やめない。そんなビリーフができた
瞬間だったのかもしれません。

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