楽譜の向こう側

むかーし
好きだったラジオ番組に
「バロック音楽の楽しみ」
という番組がありました。
 
毎朝母親に録音してもらっては、
帰ってそれを聴きながら夜宿題してました。
音楽だけでなく、お話も面白くって、

そんな中学生活が、
私をバロック&歴史好きにさせてくれたかも。。。
と思います。
 
その番組を担当されていた、
皆川達夫さんが、
『楽譜の歴史』のなかで、

「過去の音楽家たちは、音楽という一瞬間
のうちに生まれ滅びていく現象を、なんとか、
時間の制約を超えて記録しようと、
ありとあらゆる可能性をつくして、
望ましい譜法を探求してきたのであった」
と書かれています。


作曲家が、
音楽、という「耳で聞く」ものを、
楽譜、という「目で見る」ものにしたわけですね。

もちろん、楽譜といっても、
本人の手書きファクシミリから、
後の時代の誰かが、
いろいろ校訂したものまで様々です。

でも、ここでは、じゃあ学者さんみたいに
楽譜の研究をしましょう、
と言いたいわけではなく。。。

自分が楽譜を読む時、
作曲家が楽譜に書きたかったもの、

それは、
作曲家の頭の中にある、音楽

と言うことを、忘れないようにしたいなあ
と思うわけです。


楽譜の向こう側には、作曲家がいる

後の時代の私たちは、どうしたって、
わからないことの方が多いけど、
唯一の手がかりである楽譜を通して、
作曲家と対話しながら、
やりたい音楽を作っていきたい、
そんな風に思います。

ある意味、
楽譜って、作曲家からの手紙
みたいなものかも、ですね(^-^)
(ちょっと、ロマンティック?)

でも、
「紙」という2次元の媒体に
書ききれなかったものも、
たくさんあるはず。

それを補うには???

実は、すこーし、
あるんです。

次回は、
音楽の先人たちから学ぼう!

     です。

 

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(読譜力をヴァージョンアップ!)
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🎼  なおこのプチエピソード ♪2...。.:*☆
最近叔母から聞いた衝撃の?事実。
 
わたくし、幼少時は
歌も大好きだったらしく、
親戚や家族が集まると、みんなを
集めてはひとり独演会♪ずーっと
いつまででもやってたそうです。
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